江戸時代の城の中で最も高い標高717mに築かれ、高低差180mの山内の険しい地形を利用した800年余りの歴史を持つ山城『岩村城(いわむらじょう)』。

半袖では寒く秋の気配を感じる涼やかな風が城跡では吹いてきます。

現在では『廃城令』によって1873年に解体されてしまい、残った石垣だけが昔の『岩村城』を知る手がかりとなります。
カメラを手に、遙か昔の景色と気配を思い浮かべ感じながら城跡内を散策し思い思いにシャッターを切ります。

48番目の『重要伝統的建造物群保存地区』に選定された古い町並みが約1.3km続く『岩村城』の城下町では、店舗ごとにそれぞれの形と味を持った『五平餅』を食べることができます。
それと、岩村藩の藩医が長崎で医学を学んだ際にオランダ人から製法を教わり町に伝えられた『岩村かすてら』も食べ忘れてはいけません。

『写眞』と『旅』、そして『美味しい名物』。
最高の組み合わせです。